PQの話でも書きます。
コラボ元のプレイ経験は、
P3(無印・FESアイギス編),P4(無印・G)クリア済 世界樹シリーズも経験済
キャラはP4勢贔屓、善と玲、特に善がめちゃくちゃ好き
善について話したいので初っ端からネタバレ全開になっている(致命的なネタバレなので既プレイ者向け)
ツイッターで当時呟いた感想も移しているので、そっちを見た人にはけっこう既視感あるかも
ここらへんを踏まえて追記からどうぞ。
P3とP4のお祭りゲーだと思った?残念!善と玲の全力純愛ゲーだよ!
発売前から善のビジュアル…褐色肌でクールな印象に心惹かれていて、プレイ中も玲への過保護さやクール天然っぷりに
ベタだなこいつ!可愛いな!とニヤニヤしながら愛用していたんだけど、4層後正体バレ以降の善の言動で落ちた
善という存在そのものと、玲に優しく投げかけた「生きる意味」とそれが善という人物の口から語られる事が本当に切ないし、だからこそ私は善のことがめちゃくちゃに好きだ。
EDの「君が生きたように、私も生きた。」の台詞と、玲に「私は生きたか?」と問いかける善が切なくて苦しい。この台詞が意味する事を考えると何度反芻しても、うわあああっとじたばたしたくなる。
善の正体は、精神の海で神のような存在として生まれた死神。クロノスとしての善の言動は玲とのやり取りでしか
作中で見られないから、詳しく言及するのも難しいのだが、少なくとも現世に介入してどうこう助言やら予言やらをする訳でもなく、
あくまで対象の人間の死後、精神の世界で死んだ人間を海へと還す通告と手助けをするんだと思う。
…なぜ彼の正体の話をするかっていうと、彼がラストで届けた玲への生に対する言葉は、
良い意味でも、悪い意味でも、君が存在した、生きた事自体が周囲を小さくでも変えたんだよ、だから君は生きたんだという意味の言葉だった訳じゃないですか。
小さな小さな歯車として、ほんの少しでも世界を変えたんだよ、と玲のあまりにも無常な一生をやわらかく肯定してあげたじゃないですか。
彼がそうやって生きたことを定義するのは良い。ただ、それを彼自身に照らし合わせると残酷すぎるんだよ…。
善はクロノスとしての存在の生は(生というのも変だけど)現世への介入は出来ず、歯車としても世界に存在し得なかった。
じゃあ善としての生はというと、善として生きたPQの世界は無意識の海の狭間の世界で、不安定な世界で、崩れ去ってしまえば記憶には残らない世界な訳で。記憶が戻った後の善はその事は承知だっただろう。
…小さな歯車として世界を変えられる存在じゃないんだよね、クロノスとしても善としても。
それでも、全部わかっていて、善は上の言葉を玲に優しく投げかけるんだよね。
それは善の贖罪と覚悟を踏まえた言葉でもあるし、玲や仲間を信頼しているから、
玲がもう既に死んでいて狭間で海に還るのを待つ存在でも、それでも玲の小さな歯車になれた事に意味があると、
記憶がなくても元の世界に戻るP3P4の皆の小さな歯車になれるから大丈夫だと、そう確信して話しているんだよね。
…書いててすごい胸が苦しい!!!!!!(半ギレ)
迷いもせずすっごいナチュラルに自分の力の半身のあの神様を倒して自身を消す選択をしてて、それを仲間にも特に言わず覚悟を固めたのも含めて、
本当善ってすげえよ…と呆然とすることしかできない 作中でそれを凄いと他キャラに言わせる形で描写しないのもよかった
でもなんでそんな残酷な言葉を善に言わせるんだよ!!!みたいな気持ちもしょ~~じきあるよ!
正体バレ前の善は、(自分には魅力的ではあったのでカワイイ~と思いつつ)正直キャラの属性のテンプレのレールに沿ってるなという印象もあったので、
正体バレ後~ED後までの善の一挙手一投足で、一気にずぶずぶと善の魅力に沈んだ所はある。
善という命が玲という一人の少女だけのために生まれて、玲のためだけに玲とともに生きて、玲とともに「生きた」から善という命として玲と寄り添い「死ぬ」。
クロノスという、無意識の海にある生死とは無縁な死神が、小さなたわむれをきっかけに、精一杯の命を持った。それは全て玲がいたからできたこと。
だからこそ「玲は生きたよ」とそれからの善の「私は生きたか?」とそれに玲が頷く流れが美しい。
…安易な言葉は使いたくない!使いたくないが、これが尊いと言わなければ一体なんだというんだ!善は、善は生きたよ…
めっちゃこじらせてるな。でも本当に好きです。好きな二次元男キャラのランキング上位。
好きなシーン、ダントツは上で語ったラストの一連のシーンなのだけど、
他は郷土展の小イベントでテレビについて説明した時の善の反応、(自然な流れで玲を想起してノロケるんじゃねえばか!!)
蜘蛛の巣にかかった蝶を助けるクエスト(あそこでクロノスとして死を見送るばかりだった彼が、善として命を救った、というのがまたラストの言葉に深みを与える…)
ご~こんで彼を選んだ後の拠点会話(>忘れろの選択肢でギャグノリを期待したら思いがけずシリアスぶちこまれて不埒な自分を謝りたくなりました。善と玲には迷宮の冒険の全てが大事なんだよな…)
とかが特に好きかな。普通にギャグパートの真顔ボケかます善も好き。すぐ暴力に走るのはいただけねえがな!郷土展の完二誤射にはもっとちゃんとごめんなさいしないといけなくな~い?
クロノス時のキャラデザも好き。カスメだ…鎖の巻き方もめっちゃカスメだ…(カスメだ)(カスメだ)(エコー)
あのクロノスと二子の会話の時に流れるイベント曲のタイトルが「約束」なのも非常に考えさせられる。PQの曲名好きなんだよ。タイトル曲の「僕らは今ここにいる」と「約束」がさ、善玲スキーとしてはたまらん。
喋り方もあの低い落ち着いた喋りと、俺様キャラの見た目にかかわらず一人称「私」なのが萌えツボにはまる。後半の名演もキャラの魅力が高まる…血の滲むような、絞りだすような「ごめん」がすごくいいんだよ!今までクールにすまないなんて言ってた善が、最後の最後にごめんとありがとうを絞り出すのが…はあ…
世界樹ライクな戦闘スキルなのと、歩数でHPTP回復するケチプレイヤーにも安心なリジェネ設定で戦闘面でも好き。
器用貧乏ではあると思う。いや、個人的にはどのスキルも便利で重宝したので器用万能…と言いたいところだけど、
物理スキルに呪い付与があるのがネックなんだよなあ…盲目とか他の状態異常を上書きしていくから物理パーティの中では怖くてスキル使えねえ…
スキル名もお察しくださいみたいな死神スキルなのいいよね。よくない。ソウルリープ…安息の旅路…頭が…
安息の旅路は玲の初期スキルというのがまた胸と頭が苦しくなってくる案件だからやめていただきたい…
戦闘中の掛け合いとか迷宮での会話とかも善玲可愛くてよい。
玲はダントツでぱわすぽろ!が好きです。あと守ってもらう!も言葉のわりに嫌味を感じられずキュンとする
善は対巨兵の「もう大きな顔はさせない」とFOE時の「フューシス・オイケイン・エイドロン。」がお気に入りです。何言ってんだこいつ?
皆散々言っているであろうけど、扉を開ける時の手繋ぎもすっげー可愛くて顔がにやけるし善になった後の落差を余計えぐってくる…。
なんかいつまでも善と玲について話してしまう気がするぞ!
ちょっと話を広げて、ストーリー全体について話を変えていきたい。
善玲の存在、上で話した善の正体~ラストまでの綺麗な流れと、玲が怯えながら各迷宮を仲間とともに冒険すること、各迷宮に隠された思い出の品と玲の正体のネタばらし、とか、善玲関連の物語はすごく好きだ。
玲の味のあるものならなんでも好きですって…とか、病院の諸々の描写とか、郷土展の採取アイテムの追い打ちっぷりにぶくぶく泡吹いたりして、
細かい所でも伏線とか設定とか凝っていたのも好印象。
時計塔前の「まだ生きているあんた達にわからないよね」っていう言葉は、とても悲しいし、P3主の事も踏まえてこの台詞書いてるよなシナリオの人って思うと意地悪いな!と思うし、玲のはっきりした怨嗟が出るのがここぐらいで、たくさんの言葉をぶつけるだけの何かがある人生ですらなかったとこの時点で感じていたのだろう…と思うと…複雑な感情が駆け巡りました。
善玲の正体が正体バレその時までわからなかったのもあって、ストーリーそのものも素直にのめりこんで正体にもびっくりして楽しめた。(正確には、玲は死人だとは思ってなかったけどある程度重い病気の人なんだろうぐらいは思っていたけど)
玲は正体バレした時に、あっあの非現実的な髪の長さは病気で髪の毛を失ってしまった反動で、髪の白い花飾りって葬式で送り出される時に供えられた献花と枕花なんだなって察してしまって…副島さん!!鬼か!!!(八つ当たり)
他のメンバーの事は◯◯ちゃんとかなのに雪子の事だけゆきねえちゃんって言うの良いな~面倒見良い雪子と懐く玲良い~とかほのぼのしてたらゆきねえちゃんのあだ名の理由がわかったのも つらい
そう、本筋の善玲のストーリーはあますことなく素直に味わえるし好きなんだ。
…問題は、P3P4のファンディスクと考えると、彼らの描写は果たして適正だったのか?ということなんだよね。で、細かい不満点があるPQの中で、最も大きい不満の一つである。(以下ちょっと愚痴っぽいので注意)
まあ分かる。シリーズ未経験でPQからプレイする人もいっぱいいるだろうし、製作側としてもそれを想定しているだろうし、キャラクターの性格をある程度わかりやすくデフォルメするのは妥当だろう。
ただ、…デフォルメきつすぎない?しかもデフォルメの方向がちょっと鼻につくなあ…なんでそんな同じネタで会話すんの…?と感じるキャラが何人かいた。
自分が特に気になったのはクマ。いや真田とかも巷で言われるように肉肉言い過ぎだろ!とかあるけど!
クマさあ、まあ確かに女好きなんですよ。男キャラには結構適当よ。P4本編で空気読めずウザいこと言うのも結構あるんだよ。
ただ、P4でセンセー以外の男にぞんざいなのは彼らのシャドウも見つつ捜査隊として同じ目的で日常を過ごす親しさがあるからじゃん。堂島さんとか足立には馴れ馴れしくてもぞんざいじゃないじゃん。
PQでセクハラ魔人…いや、これはまあ絡ませるためのデフォルメとして仕方ないと思うのもできる、
P3男性陣やコロマル、善への対応になんで…?となった。そんな対応だから案の定善玲とP3勢からぼろくそにテキトーに対応されてるし。
めっちゃ良い子なの!クマめっちゃ良い子なの!ご~こんのP4主+クマとかやばいでしょ!?ヨースケのお父さんとお母さんが良い人で幸せそうだから、ああいう風になるなら結婚っていいなあ~っていってんのよ!?涙ちょちょぎれるわ!!
P3P4のストーリー自体も、P3のイベントがね。
美鶴とゆかりのエピソードって、本編で全てネタばらしがあって、それを踏まえてやっと和解するものだし、
無理にPQの時系列で、りせにキャラ崩壊めいた説教をさせてまでする必要ってあったかな…と。
P4の方は完二と天田のエピソードで、時系列的にも自然だし、天田はP3の面子だから気を許せず本編中の流れに繋がったんだろうな…というのは常々思っていたので、
PQの出来事は記憶に残らない、という前提でだよ、ああいう完二の実直な言葉と考える天田の話を挟んだのはよかったな~と思えただけに。
(時計塔の陽介のことを評価するりせも、そうそうりせはよく人の事見てるんだよな~わかる~P4の時にあんま陽介のこと褒めるりせいなかったからいいな~とニヤニヤしたし)
シナリオ書いてる人がどっちかというとP4の方が好きなのか?という邪推を抱く。好き嫌いというよりは、資料集で語られていた最初はP4軸に…という初期プロットの影響かもしれない。
ただ、デフォルメされているとはいえ、ギャグもシリアスもP3とP4の面子が絡んでわちゃわちゃしてるのは楽しかった。
戦闘中も状態異常とか残りHPとかでこまめに喋ってくれるから賑やかで楽しい。
ご~こんの3主+4勢とか4主+3勢とかの微妙な空気がいたたまれなくて面白かった。
ベルベット勢も天然全開ですごい暴走してた。なんだあれは!エリザベスとマーガレットの文化祭巡りっていうほっこりする(マーガレットの心境を思うと複雑な)クエストも良かったし。
マリーのポエムも冴え渡っていたが、P4Gでマリー大好き人間としては記憶戻ったマリーで善と絡んでみてほしかったな~~~みたいな思いもめっちゃあった。
EDで玲って霊?(激寒)みたいな無神経なこと絶対言わなかっただろうに…善にいろんなこと声かけてあげられただろうにな…いや、マリー、ギャグ要員としてはよかったよ!
個人的には、P3編はやらず、P4編だけで評価するならクマのこと以外は素直にお祭りゲーとしてオススメできるかなという感じだ。善玲もいるし(大事)
あと、絶対に私の感想として書いときたいと思うのは世界樹からのゲストであるゼウス。
作中では思わせぶりな物言いをしつつ「お前ら俺に会えたんなら手応えのあるRPGできるだろ。世界樹やれ(恣意を含んだ意訳)」
を言う感じで、まあストーリークリア前後の適切な時期に適切なレベルで行けばほどよく苦戦する感じのおまけボスなんですけど、
私としては本当に登場してくれてありがとうとそう言いたい!!!
PQの画集でゼウスをデザインした日向さんの自設定(か世界樹スタッフも把握してる設定なのかは知らない)で
フカビトとの大戦時に作られた規格外の十二体の内のひとつっていうのを書いてるんだけど、
もうね。世界樹3好きでオランピア大好きだからそういう設定があったのも嬉しいしそういう設定で描いてくれたのも嬉しいし、拝むしかないよね。ゼウス自身も中身可愛いし。
ゼウスの存在だけで深都の設定妄想が捗るんだけど、さすがにそれはいつか書くであろう世界樹3関連の記事で話せという話題なので中断。
ともかく、自分は世界樹からのゲストボスすごく嬉しかったよ!というのを書いておきたかった。古代さんのBGMもクサクサでかっこよかった!
あとは…システムとかか。気になる点は色々あるんだけど、
キャラとか物語とかと違ってそんな解説する気にもならないので箇条書きで言及しておく。
・地図書きなんだけど、オートマッピング・オートパイロット・抜け穴の記号の仕様の改良、床色の色数増加、
とPQ発売時の直近作の世界樹4よりも改良が多く加えられていて、すごく楽。ここで改良されたシステムの多くは新2で逆輸入されたけど、抜け穴の仕様も次作移行で逆輸入されないかな…?
・戦闘テンポは世界樹と比べると遅い(3Dキャラの動きがちまちま出るから仕方ないのかな?)
エフェクトも何かさっくりいかない感じで設定で戦闘スピード最速にしてもなんかもった~りしている…
全体的に敵のHP多めなのもあり一戦闘に時間がかかり微妙にストレスがある。
即死ゲーと言われる一因は即死耐性持ちが少ないのもあるけどもったり戦闘へのストレスもあるよね…(自分はハマムド全然使わなかったが)
・多段技が倒した敵もそのままターゲット対象にしてオーバーキルする仕様
世界樹では余った多段攻撃は別の敵に割り当てられるのになぜ仕様変更したんだろう?バランス調整の一環と言われると、まあ物理有利ゲームなので納得っちゃ納得ではあるけど
・で、物理有利ゲームなことは気になる点の一つ
クリティカルか弱点で追加ターン発生、サブペルソナ装着で増加分のHPSPは戦闘終了後に回復、物理はHP消費で魔法はSP消費(しかもやたら消費が大きい)
色々な要素があわさって魔法寄りのキャラがちょっとつらい環境なのがな…せめて消費に見合うだけの魔法威力があれば…雑魚は良いんだけどボスがつらい SP枯渇
・辞書の変換機能 新世界樹でネタバレ変換とhage変換にクレーム来たのかな?
変換記憶が無いのはともかく、漢字変換がおばかすぎない!?メモ取るの大変だった記憶
システム関連で好きな所も
・凝った迷宮のギミックと風景 世界樹の時以上にギミック偏重で頭使ってとても楽しかった
…あ、でも郷土展後半~時計塔は正直だるさもありました(小声)シナリオが気になって気持ちが急いでいたのもあり、ギミック自体がちと面倒なのもあり
・サブペルソナのHPSPの仕様はすごく良い 勿体無い精神の持ち主なので雑魚戦でもサブ分は気兼ねなくスキルを使っていけるのが良い
この仕様が自分好みだっただけにもっと魔法スキルの調整を…と思う心もある
・イケニエ合体とスキル抽出も便利だったなあ ペルソナ合体に関しては全然ストレスなかった
特にイケニエでのペルソナレベル上げがすげえ楽。…なだけにもうちょっと解禁早かったらよかった!(ヌルゲーマー並の感想)
・曲はダンジョンBGMが自分のセンサーにこなかった代わりに、ボーカル曲がどれも好み。
というかChanging meだけでお釣り来るしED曲の為にサントラを買った。素晴らしい。
PQの好きなところを思い浮かべると、特にマップシステムへの満足度が高くて、(世界樹プレイヤーとしての贔屓があり)
「新1をふまえて、P3・P4や新規への気配りもありつつ、こんな風にマップシステムを改良してくれたんだ!」
みたいな喜びが大きいんだよね。で、新2で更にPQをふまえて色々進化してたりして。どんどん快適になっていくシステムを見るのは嬉しい。
うん、PQでシステム面として特に好きなのマップだな。世界樹をクリアした時にスタッフロールとともに描いたマップがずらーっと流れるのが好きなんだけど、
それをPQでもあんな素晴らしい形で昇華してくれたのが…本当に…言葉が出ない…。
世界樹でも君が描いた地図は君自身だけの軌跡だよ、と暗に言うのはあったのだけど、
今作で地図を見せてくれないか、の流れからはっきりと地図は冒険の軌跡であるのはもちろんある意味玲の人生の軌跡と作中で言ってくれたのがさあ!!
そして流れるChanging me…手を繋いで歩く善玲…地図のシステムとストーリーをフル活用してのEDの演出とクリア後の満足感と虚無感。
うっ うわああああーーーああああ~~~~~(目頭が熱くなる)(話の脱線)
ストーリーはお祭りゲーかと思いきや外伝なりに全力でペルソナとして
生きる意味、他者との関わりが自らに与えるもの、というのをオリキャラの善玲が示し、
また本編半ばのP3P4のキャラが二人と関わることで浮かび上がる言葉とか、彼らの今後を思うと唸るような皮肉な巡り合わせや言動を描写していたし、
戦闘はペルソナ(元はメガテンだけど)のプレスターンバトルのエッセンス・ペルソナ召喚・総攻撃などがしっかり搭載されている一方、
世界樹(主に4)の戦闘スキルや封じなどのステータス仕様、バーストスキルをうまいこと混ぜあわせているし、
マップは先述したように世界樹の仕様をうまいこと改良していると思う。
全体的に思った以上にペルソナで、思った以上に世界樹で、
どちらがどちらを食うこともなく(ストーリーはどうしてもペルソナ色が強いけど)うまいこと高水準で混ぜあわせてくれたなと思う。
…ぶっちゃけペルソナも世界樹も好きなんでPQの初報が出たときはめっちゃくちゃテンション上がったしうまいこと仕上げてくれたことに感謝しかない。のでそういう贔屓目の補正はあるのは認める!
めいっぱい楽しませてもらったので改めて感想をかけてよかった。
善玲のこともっといっぱいしゃべりたいんだがなかなか言葉が見つからないな。
初クリアの時本当に善玲に衝撃を受けてもうどうしたらいいんだか…って感じでエンディングのスタッフロールももうなんか…もっと違う言葉が色々あったんだけど…
また時期が来たら新しい記事でも立てて書けばいいか。ともかく拙文お粗末さまですした
-------書く所なかった考察紛いのメモ(ツイッターの自メモから転載)-------
・不思議の国のアナタ:絵本の世界 ここじゃないどこかへ、の象徴
仲間たちと合流する前からあった迷宮、1層だけは玲ちゃんだけの純粋なイメージ風景っぽい
・ご~こんきっさ:運命の相手に憧れる夢見がちな玲ちゃん +P4面子合コン喫茶の思い出が合わさる
聖職者は母に愛されず家庭環境が思わしくなさそう、のイメージから幸せな結婚への憧れと単純に棺で死に対する想起も?
・放課後悪霊クラブ:玲自身の死とか病気とか色々な怖いものへの怯え+仲間内の何かの影響、断定するには難しい P3影時間、順平アワーあたりかな
医者とナースはそのまま手術への怯えだろうと思う 1・2階の天井黒板にしにたくないとかさみしいとか書いてあるのやめて…
・稲羽郷土展:幼い頃いったお祭りの思い出+P4サウナの思い出が合わさる
あと郷土展最下層の扉入り口に屍と描かれた封がしてあるので、
ホモォ…な意味の他にしかばねへんでのブラフや、封印最後、物語最後、という結(けつ)、というニュアンスでも尻がところせましと描かれてたのかなと(それにしたってあれで鎮魂されちゃいたたまれねえ感はあるw)
あとボスのお友達も含めて健康な身体へのイメージもありそう
ダンジョンイメージも玲ちゃんの色々なものと繋がっていい。だからこそエンディングの演出がね…最高なんだよね…(話題が無限ループ)
気になるとこもあれど本当に良いゲームでしたよね
返信削除もしもペルソナ6が34と同じ世界線で描かれるのであれば善と玲には生まれ変わって幸せな姿を見せてほしい…
仕方ないとはいえ皆月やラビリスも外伝作品のキャラはそれきりってのが悲しいし寂しい