2015年12月5日土曜日

チェンクロショートストーリー終了


チェンクロショートストーリー全30話終了!ぱちぱちー 

本当はこういうお楽しみ入れてくれた製作者の気持ちが嬉しいんで全話の感想書けたら一番いいんだけども、好きな話だけ抜粋して軽く感想を書いておく。





公正商人繁盛期(さりげなく12/10の更新でシナリオ収録された時に繁盛記に誤字修正してたぞこれ!?)
チェンクロに出てくる商人は皆独自の信念を持ってていいなーと思っているのですが、未所持のコンスタンサちゃんもなかなか良いキャラだな、と思えた話。
商売の話って知識量も必要だし、あまりこだわると敷居が高くなるしでどうしても触れるのが難しくなると思うんだけど、
これはケ者の大陸では金でのやり取りじゃなくて物々交換メインだよ~っていう大陸毎の売買の方法の差異をさらっと描写しつつ、その大陸の物品を大事にするコンスタンサの誠実さが感じられたので楽しかった!
次に繋げることが大事だから、というようにある程度割引しても気持ちよく取引するよ、っていうのが好感持てるね。カイコに挑戦するところもすげえや…。
なにはともあれ、コンスタンサすごい欲しくなった!大海引きたいんだけど慢性的な石不足でなあ…。

文化の萌芽
メインストーリーで登場したキャラ以外の薄命面子同士のやり取りを見れたのと、ストーリー自体も良いテーマで嬉しいとお気に入りのSS。ザラに翻弄されるドリかわいい…。
気の強いチルザラ相手だからというのもあるけど、ドリロズがおたおたしていて幼い一面が見れてニヤニヤした。
文化っていうのは何も大げさなものじゃなくて、暮らしの中に少しずつ根付いていくものだよ、というのは薄命の大陸にも言えることで、
彼らは他の大陸の人が集う義勇軍を見て自らの文化を嘆くけど、俯瞰して見れば優劣はなく、短い継承の中にも確かに彼らにしか持てない文化がある。
ここらへん、私が好きな薄命キャラの一員であるフイ・ドリ・ロズのキャラクエでも彼らの特技と絡めて語られていたのだけれど、
これを改めて(該当キャラを手に入れてなくても見れる)SSという形で綺麗にほっこりするエピソードとしてまとめてくれたの、お礼を言いたい…。
短い寿命だからこそ、一年一年時を重ねる毎に愛情を込めて眼鏡を送る…というのはすごくキュンと来る良い慣習だなあ。3話目の絵の話もそうだし、薄命キャラの遺すことに対する想いの描写が好き。生きる時間が短いからこそ、物に残るものでも、心に残すものでも、何かを誰かに伝える為に義勇軍と一緒に生きる薄命キャラが好きです。

開催!海風GP!
この後の格闘大会もそうなんだけど、キャラ内で優劣がつかないようにする涙ぐましい努力に感心する。
こういう競争系の大会やっておいて順位つけないのは難しすぎる…でもそれぞれの強みと弱点をバランスよく見せつつうまいことやっていたと思う。
しれっと解説しているオルオレータ様に笑ってしまったのと(よろしくお願いしますじゃねーよ!?…この人も最初の頑なな印象とは裏腹彼女のキャラクエといい面白い人だ…)、サーポのらしい振る舞いに和んだ。10年分エネルギー貯めとか気が長過ぎますよ!
皆祝福を受けた動物の事相棒として大切に思っているんだろうな~というのも感じられて可愛かった。
しかし、薄命の人がほうき星伝えようと躍起になってる横で、100年に一度のグランプリをのんきに開催してるあたり、本当に種族が違えば月日に対する考え方も違って…んもう…(笑)

弁当を届けに
最後に一悶着あるかとおもいきや完全にほのぼので終わった…!
基本的には囚人たちは私欲で動いているから、胃袋を掴んでしまえばこっちのもんよという、食は世界を救うという力強さがいいね。
ロッタちゃん、暗い過去とか強迫観念とかそういうのがある訳じゃなく、純粋に食べる人が笑顔になるようなお弁当を作りたいの思いだけで魔物相手に立ち向かったり、大海を奔走できたりのが素敵な子だし、それを押し付けがましく感じさせないように描いているのが良いよね。(同じ理由でロッタのキャラクエ好き)ロッタのお弁当食べたいなあ。
ちゃっかり混ざってるザエル先輩はなんなんですか!?まあ、そういうの含め、アーネストじいちゃんも囚人もアエルもとびっきりの美味しい弁当には敵わないなあ、という話の流れが好きです。


ロマンを求めて
インディ・ジョーンズか…となめて読んだら(ごめん)思いの外完成度が高かった。キース、おいしい位置にいるな…!!
挑発するような言動のキースにも腹を立てずロマンを求める者として歓迎して許容する秘宝団三人がすごくいい…!
ガスパールとキースのやり取りがベタながらたまらんですわ…素直になれないけどなんだかんだで借りは返すキースと見守るガスパール、良いコンビや…。
ロマンを馬鹿にして横取りする気満々だったキースが、宝石を売ろうとして、いやこれはいつでも売れる…と、最後に思い出という名のロマンを持つのもまあ悪くないかな、と態度が緩和する一連の流れが短いエピソードで自然に描かれていると思う。
こういうほっこりエピソードを越境でもっと見たい…と思わせてくれる良い話だった!


やってきたほうき星
これを見ると薄命キャラの年齢のどこから子供扱いでどこから年長扱いなのかよく分かんなくなるな…!?
というのは置いといて。お気に入りキャラのリンが活躍したSS!嬉しい。私もリンせんせい呼びしたい!(…)
生真面目なリンが読み聞かせが不得意なのすごくよく分かる…顔とかも眉にしわ寄せながら話すんだろうなwキリを参考にしてどうぞ
薄命の子は何か残せるものっていうのをずっと探していて、この話も長い周期でしか目撃できないほうき星の伝説を皆で協力して残そう…という所に落ち着く訳だけど。
やっぱ薄命のこういうテーマが良いなあ。目に見えない未来に、今ここにいる信頼している仲間と一緒に希望を残す、っていうのはチェンクロでずーっと繰り返し描かれてる事だし、それが違う形で薄命の子達によって描かれているなあと。
ケナちゃん持ってなかったんだけどすごく良いキャラしてるなあ…トアとテラのお姉さんな所も見れて萌え的にも非常に満足。

みんななかよし
色々な大陸キャラがいるクロスオーバー具合と、話の完成度としてはこの話が一番クオリティ高いと思う。お気に入り。
無口だったりクールだったり素直じゃなかったり、喋れなかったり、色々な理由で言葉少なな面子の中で
ミリリアちゃんが仲介者となって仲良くなってくるのすごい和む…会話のテンポもよくて、こう…各々のおずおずとしたやりとりが非常にドツボでニヤニヤが止まらなくて幸せな気持ちでいっぱいだったよ…。
しょっぱなペローラが貝殻閉じこもった所で耐え切れず声出して笑ってしまったw
やらかしてしまった二人がおねえちゃんと呼ばれたいが為にはりきっては空回る流れ面白すぎる…不器用かよ…私はホルストおじさんって呼びたいな(…)
(ただ一点気になる所があって、エレメンガルトって全身機械化してるし100kg超えてそうなレベルだと思うんだけどホルストかつげるの!?まじで…!?とはなった どんだけ鍛えてるの!?)
登場キャラ皆未所持なんだけど皆かわいくてお気に入りになった…欲しいよ…何度思ったかわからないがSSのガチャ誘致がやばすぎる…
本当にこの話とこの面子好きなんで、またどっかの機会に同じ面子でSSやってほしいな!

プリズンファーム
話自体がどうこうよりは贔屓のジェラルドさんが出てたからお気に入りですね…
ツイッターでもちょっと呟いたけど、ジェラルドは監獄に入れられた経緯が経緯なのもあり基本的には規律を守り法を犯す者を取り締まる人間なんだよなあというのがわかるSS。
牢にいても逆恨みで襲ってくる人達を倒すだけだろうし、こういう労働に従事してる方が性に合ってるんだろうな。最後の報いを受けているだけさ、という一言もらしい返答で良い。
きびきびとした言動はもとより、罪人の動かし方をよく分かっているよな。脅しがコワイヨー
いやあ…ジェラルドの台詞いっぱいあって嬉しかったです…(頭の悪い総括)


タイトルだけだとレオン、所長になるとかもプレイ前すごい期待してたんだけど、
思ったよりもレオンが可哀想なストーリーだったのもありオチのあたりはいたたまれず…という感じだった。

語彙が貧相で申し訳ないがチェンクロSSシリーズ楽しかった!製作者の人達お疲れ様です…
昨日の更新で年代記の大陸の第一部も始まったし、外伝とチェンストまだ見てないのたくさんあるし、これからもぼちぼち進めていきたいね!そしてこんな感じで記事書けたらいいな…面倒だから書かないかも…(既に弱気)

迷宮山脈にこもるだけでなく第二部のキャラも引いてキャラクエ見たい…!と思わせてくれるSS30話でした。

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